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不動産を購入するにあたり、今だから言えるエピソードがあります。

今回物件購入にあたり、仲介業者としての不動産業者を通さず、売主である土地所有者と直接売買契約を結びました。

これは不動産業者を通せば売買手数料が発生するため、お互い少しでも余計な費用は掛けたくないという利害が一致した結果ですが、思い返せば無謀な行動。今思うと、かなりリスキーな選択です。

ちなみに不動産の売買に関して、相手が「業」として不特定多数を相手に商売していない限り個人的な取引は問題がないようです。

いずれにしても売買契約を結び手付金を銀行振り込み。そして、残金は現金で支払うことになりました。ある意味、権利書と現金の物々交換です。

さて、さすがに手付金の時とは異なり金額が大きいので、万が一のことを考えて、実はこっそりカセットテープを持ち込みました。

しかも録音しているのがわかると、体裁が悪いので内緒にしました。つまり隠し録音撮り。

会話をテープに撮ったからといって、いざと言うときに役に立つのかどうかは判りませんでしたが、何か手を打たずにはいられなかったのです。

「権利書」と引き換えに「現金」を渡す。映画やテレビドラマのワンシーンが思い浮かびます。

そして残金を支払った後で受け取った古くてボロボロになった権利書。

感動と言うより初めて不動産を手にするという重責(?)に似たような感覚を持ちました。